「NPO法人藤前干潟を守る会」は、名古屋市の藤前干潟埋立計画に対し、干潟保全の重要性を訴えるため1987年に結成されました(当時は「名古屋港の干潟を守る連絡会」、1991年に改称)。保全が決まった現在、より多くの人々に干潟のすばらしさ、その大切さを伝えてくのを目的にしています。

そのために、干潟体感プログラムである「干潟の学校」を1年間通して開催しています。昼間に大きく干潟が出る春夏は特にお薦めです。

また、2002年からは干潟のレンジャーである「ガタレンジャー」養成講座を開催、修了者は「ガタレンジャー」として認定されます。2009年には子ども(小学校4年生から中学3年生まで)を対象とした「ガタレンジャーJr.」プログラムも開始し、2022年度には13期生13人のガタレンジャーJr.が誕生しました。「ガタレンジャー」も「ガタレンジャーJr.」も体感学習のスタッフとして活躍しています。

さらに2005年からは、環境省の施設である稲永ビジターセンターと藤前干潟活動センターの管理運営を受託し、藤前干潟をはじめとする環境保全の重要性を伝え続けています。

 守る 保全活動

山から海まで

 ~流域全体の保全をめざして

藤前干潟を取り巻く山・川・海。源流の山から川、海まで続く大きな「生命流域」(バイオ・リージョン)のなかに藤前干潟は存在しています。周辺の環境が悪化すれば、藤前干潟保全の意味がありません。地域のさまざまな団体と協力しつつ、流域圏全体の保全をめざした活動をしています。

伝える 普及活動

干潟の学校・干潟探検隊

 当会が主催する一般公募型のプログラムです。藤前干潟とその周辺をフィールドに、自然観察や漁業文化体験、ゴミ問題を考えるものなど、様々なプログラムをご用意しています。

 生きもの、環境、文化など様々な角度から「藤前干潟」を体感していただけます。

干潟・潮だまり・ヨシ原体感学習

ガタレンジャーがご案内する団体対象のプログラムです。干潟やヨシ原、生きものを体感し、藤前干潟の保全についての講座を行います。

 学校や企業の研修などにご利用いただけます。お問い合わせは左記連絡先まで。

生きものを体感し、藤前干潟の保全についての講座を行います。

 学校や企業の研修などにご利用いただけます。お問い合わせは左記連絡先まで。

『ダイシャクシギ』の発行

 年3回発行する会報です。

 会の活動報告や、藤前干潟を取り巻くニュース、生きものの紹介、ガタレンジャーの紹介など様々な記事を通じて「藤前干潟」を伝えます。

育てる 環境教育

○ガタレンジャー養成講座

ガタレンジャーとは「干潟のレンジャー」のこと。当会の会員が務める「干潟のボランティア・ガイド」ですガタレンジャー養成講座では、干潟の自然や生きものについての知識、また調査や案内の技術などを、幅広く学ぶことができます。

○ガタレンジャーJr

小学校4年生~中学生が対象の「子ども向け環境学習プログラム」です。1年を通じて藤前干潟の自然や生きものを体感します。大人が知識を教えることより、子どもたちが自ら「気づき・考え・行動する」ことを重視したプログラム展開しています。

調べる 調査・研究

○干潟市民調査藤前

干潟にどんな生きものが棲んでいるのかを調べるための調査です。干潟の生物相を調べることで、現在の藤前干潟の状態を知る手掛かりにもなります。

○ヨシ原での生物調査

庄内川河口に広がるヨシ原。そこには干潟とはまた違った生きものたちが棲んでいます。このような調査の積み重ねが、干潟やヨシ原の環境を守ることにつながります。